2007.02.28 Wednesday | Category : CLA
■「誰かのために」
先日参加させていただいたCLAのタイムマネジメントセミナーでは、本当にいろいろな気づきをもらった気がする。
おかげで、毎日毎日、僕の手帳はその時々で思い浮かぶ「キーワード」で埋まっていく。
そのキーワードがあまりにも自分の中では深いもので、「そういうことか!」と思えるのに時間がかかっているわけだが、今日はそのキーワードの一つである「事業とは?」について書いてみたい。
松山しんのすけさんのお話を伺って、そしてCLAの活動を近くで体験させて頂いて、「会社とは、事業とはこういうことなんだ!」と思うことができたことがある。
それは、松山さんの「誰かのために」というキーワードがきっかけ。
いままで多くのビジネス書を読んできて、その本に書いてある通りの言葉でもあるのだが、すーっと自分の中に入ってきたので、あらためて書いてみる。
それは、
事業とは「誰かのために価値提供したり、お金を使うための器(仕組み)」でしかない
ということだ。
ようするに、会社というのは、関わる全てのステークホルダーそれぞれが価値を提供し合うための「仕組み」でしかないということ。
僕は今まで、「資金調達」という言葉があまり理解できなかったし、好きではなかった。
それは、単なる僕の勉強不足によるところが全てなのだが、「資金調達=自分のために使うお金を手に入れる」みたいなイメージがあったからだ。(めちゃくちゃ単純化した表現ですが)
でも、松山さんのお話を聞いて「誰かのために役に立つことは、恐怖心なく行動できる」という言葉を聞いて、自分の資金調達に対する考え方が、いかに間違ったものかを痛感した。
きっと資金調達に対する考え方としてはこんな感じなのかな?
そういうことなんだろうなと思う。
だから、「これは絶対誰かの役に立つ」と思うことであれば、その信念や思い、ビジョンを声に出したり、Blogに書いたりして、きちんと「伝える」ことが大事。
儲けたいから誰かの役に立つものを作る
という発想ではなく、
誰かの役に立つものを作り出したからこそ、その対価として儲けがうまれる
その順番って、大事なんじゃないだろうか。
だからこそ、まっとうな会社というのは、投資家や消費者という形の「賛同者」を多く集めることができるのだろう。
ここまで書いて、一つ思ったことがある。
話は飛躍するが、僕は「ものづくり」がとても好きだ。
陶芸家、料理人、バーテンダー、などなど。
だから、起業するときも「ものづくり」というジャンルに絶対関わる事業をしたいと思った。その考えは、今でも持ち続けている。
誰かの役に立つ物を生み出す力。
それにはもちろんお金も必要だが、それ以上に「人」が全てだ。
ロボットは、決められた物を組み立て続ける能力はある。
だけど、人間は、ものを生み出す力がある。
だからこそ、人間力、職人力を大切にしたいと思う。
その、人間力や職人力を高めるために、僕がお手伝いできることはどんなことがあるのだろうか?
もう一度、よく考えてみたいと思う。
松山さんのタイムマネジメントのお話は、「時間管理」という小さな枠ではなく、「自分のビジョンの明確化」「誰かの役に立つ自分の人生設計」というテーマだったんじゃないかと個人的には思っている。
おかげで、毎日毎日、僕の手帳はその時々で思い浮かぶ「キーワード」で埋まっていく。
そのキーワードがあまりにも自分の中では深いもので、「そういうことか!」と思えるのに時間がかかっているわけだが、今日はそのキーワードの一つである「事業とは?」について書いてみたい。
松山しんのすけさんのお話を伺って、そしてCLAの活動を近くで体験させて頂いて、「会社とは、事業とはこういうことなんだ!」と思うことができたことがある。
それは、松山さんの「誰かのために」というキーワードがきっかけ。
いままで多くのビジネス書を読んできて、その本に書いてある通りの言葉でもあるのだが、すーっと自分の中に入ってきたので、あらためて書いてみる。
それは、
事業とは「誰かのために価値提供したり、お金を使うための器(仕組み)」でしかない
ということだ。
・会社は、消費者に対して「製品」という価値を提供する。
・消費者は、自分の役に立つ製品を作ってくれる会社から製品を買う。
・会社は、人々の役に立つ製品を開発するために資金や資材を調達する。
・投資家は、人々の役に立つ製品を生み出す会社に投資することで、会社と、そして消費者に対して、直接的・間接的に「資金」という価値を提供する。
ようするに、会社というのは、関わる全てのステークホルダーそれぞれが価値を提供し合うための「仕組み」でしかないということ。
僕は今まで、「資金調達」という言葉があまり理解できなかったし、好きではなかった。
それは、単なる僕の勉強不足によるところが全てなのだが、「資金調達=自分のために使うお金を手に入れる」みたいなイメージがあったからだ。(めちゃくちゃ単純化した表現ですが)
でも、松山さんのお話を聞いて「誰かのために役に立つことは、恐怖心なく行動できる」という言葉を聞いて、自分の資金調達に対する考え方が、いかに間違ったものかを痛感した。
きっと資金調達に対する考え方としてはこんな感じなのかな?
・世のため、人のためになるような商品を生み出したい。
・そのために資金が必要。
・だから、我々が「世のため、人のためになる」と考える商品(ビジョン)に賛同してくれるのであれば、資金提供という形で、我々に価値を提供して欲しい。
・提供してもらった価値(資金)は、我々のもつ「技術」という価値を付加して、世のため人のためになるような商品開発をする形で利用させていただく。
・そして、多くの消費者に商品という形で価値を提供する。
そういうことなんだろうなと思う。
だから、「これは絶対誰かの役に立つ」と思うことであれば、その信念や思い、ビジョンを声に出したり、Blogに書いたりして、きちんと「伝える」ことが大事。
儲けたいから誰かの役に立つものを作る
という発想ではなく、
誰かの役に立つものを作り出したからこそ、その対価として儲けがうまれる
その順番って、大事なんじゃないだろうか。
だからこそ、まっとうな会社というのは、投資家や消費者という形の「賛同者」を多く集めることができるのだろう。
ここまで書いて、一つ思ったことがある。
話は飛躍するが、僕は「ものづくり」がとても好きだ。
陶芸家、料理人、バーテンダー、などなど。
だから、起業するときも「ものづくり」というジャンルに絶対関わる事業をしたいと思った。その考えは、今でも持ち続けている。
誰かの役に立つ物を生み出す力。
それにはもちろんお金も必要だが、それ以上に「人」が全てだ。
ロボットは、決められた物を組み立て続ける能力はある。
だけど、人間は、ものを生み出す力がある。
だからこそ、人間力、職人力を大切にしたいと思う。
その、人間力や職人力を高めるために、僕がお手伝いできることはどんなことがあるのだろうか?
もう一度、よく考えてみたいと思う。
松山さんのタイムマネジメントのお話は、「時間管理」という小さな枠ではなく、「自分のビジョンの明確化」「誰かの役に立つ自分の人生設計」というテーマだったんじゃないかと個人的には思っている。