2007年02月の記事 | 飛行機が好きな美濃焼エバンジェリストのBlog
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プロフィール

岐阜県出身。東京都在住。

ホンモノがホンモノとして伝わり続けるためのインフラを作りたいという思いを実現する事業を行いたいと考えている。(社名:リアルニーズ)

IT業界に身を置き、営業、SE、マーケティングを経験し、「技術のわかる営業」が自身の強みであり、プロジェクトマネジメントを強みとしている。
キャリアアンカーのタイプは幹事職人タイプ。

F1ファンでもあるので、いつかはF1GP全戦観戦を夢見ている。
また、飛行機がとっても好きで、ライセンスを取りたいと本気で思っている。

日本初の美濃焼エバンジェリストでもあり、岐阜県の地場産業である美濃焼を世界に広めるための活動も行っている。

ラム酒とシガーも大好き。


<お気に入りのキーワード>
JAZZ・F1・アメフト・飛行機・パイロット・コーヒー・焼酎・ラム酒・シガー・小曽根真・あぶない刑事・ドライブ・ツーリング・写真・人と話すこと・いろんな景色をみること・スキー

<好きな場所>
カフェ/川/ゲレンデ/空港/首都高/田舎/コックピット/BarLamp

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■「誰かのために」  このエントリーを含むはてなブックマーク

先日参加させていただいたCLAのタイムマネジメントセミナーでは、本当にいろいろな気づきをもらった気がする。

おかげで、毎日毎日、僕の手帳はその時々で思い浮かぶ「キーワード」で埋まっていく。

そのキーワードがあまりにも自分の中では深いもので、「そういうことか!」と思えるのに時間がかかっているわけだが、今日はそのキーワードの一つである「事業とは?」について書いてみたい。

松山しんのすけさんのお話を伺って、そしてCLAの活動を近くで体験させて頂いて、「会社とは、事業とはこういうことなんだ!」と思うことができたことがある。

それは、松山さんの「誰かのために」というキーワードがきっかけ。

いままで多くのビジネス書を読んできて、その本に書いてある通りの言葉でもあるのだが、すーっと自分の中に入ってきたので、あらためて書いてみる。

それは、

事業とは「誰かのために価値提供したり、お金を使うための器(仕組み)」でしかない

ということだ。

・会社は、消費者に対して「製品」という価値を提供する。
・消費者は、自分の役に立つ製品を作ってくれる会社から製品を買う。
・会社は、人々の役に立つ製品を開発するために資金や資材を調達する。
・投資家は、人々の役に立つ製品を生み出す会社に投資することで、会社と、そして消費者に対して、直接的・間接的に「資金」という価値を提供する。



ようするに、会社というのは、関わる全てのステークホルダーそれぞれが価値を提供し合うための「仕組み」でしかないということ。


僕は今まで、「資金調達」という言葉があまり理解できなかったし、好きではなかった。

それは、単なる僕の勉強不足によるところが全てなのだが、「資金調達=自分のために使うお金を手に入れる」みたいなイメージがあったからだ。(めちゃくちゃ単純化した表現ですが)

でも、松山さんのお話を聞いて「誰かのために役に立つことは、恐怖心なく行動できる」という言葉を聞いて、自分の資金調達に対する考え方が、いかに間違ったものかを痛感した。


きっと資金調達に対する考え方としてはこんな感じなのかな?

・世のため、人のためになるような商品を生み出したい。
・そのために資金が必要。
・だから、我々が「世のため、人のためになる」と考える商品(ビジョン)に賛同してくれるのであれば、資金提供という形で、我々に価値を提供して欲しい。
・提供してもらった価値(資金)は、我々のもつ「技術」という価値を付加して、世のため人のためになるような商品開発をする形で利用させていただく。
・そして、多くの消費者に商品という形で価値を提供する。


そういうことなんだろうなと思う。

だから、「これは絶対誰かの役に立つ」と思うことであれば、その信念や思い、ビジョンを声に出したり、Blogに書いたりして、きちんと「伝える」ことが大事。

儲けたいから誰かの役に立つものを作る

という発想ではなく、

誰かの役に立つものを作り出したからこそ、その対価として儲けがうまれる

その順番って、大事なんじゃないだろうか。

だからこそ、まっとうな会社というのは、投資家や消費者という形の「賛同者」を多く集めることができるのだろう。

ここまで書いて、一つ思ったことがある。
話は飛躍するが、僕は「ものづくり」がとても好きだ。
陶芸家、料理人、バーテンダー、などなど。

だから、起業するときも「ものづくり」というジャンルに絶対関わる事業をしたいと思った。その考えは、今でも持ち続けている。

誰かの役に立つ物を生み出す力。
それにはもちろんお金も必要だが、それ以上に「人」が全てだ。

ロボットは、決められた物を組み立て続ける能力はある。
だけど、人間は、ものを生み出す力がある。

だからこそ、人間力、職人力を大切にしたいと思う。

その、人間力や職人力を高めるために、僕がお手伝いできることはどんなことがあるのだろうか?
もう一度、よく考えてみたいと思う。

松山さんのタイムマネジメントのお話は、「時間管理」という小さな枠ではなく、「自分のビジョンの明確化」「誰かの役に立つ自分の人生設計」というテーマだったんじゃないかと個人的には思っている。

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美濃焼エバンジェリスト  at 17:08

■ホンダ 新カラーリング発表!  このエントリーを含むはてなブックマーク

ホンダが、予告通りカラーリングを発表したようです。

その事を書く前に、一昨日と昨日の、このBlogへのアクセス数をみてびっくり!
合計で900アクセスもあるではないですか!

これもひとえに、MacさんなどがBlogで紹介して下さったからだと思います。
ありがとうございます。

この現象が、アルファブロガーの影響力っていうことなのでしょうね。ほんとに驚きました。

何かの間違いで(じゃなく)、ご縁でこのBlogに来て下さった皆さんへ。
是非、リピーターとなっていただけたら嬉しいなと思います。

さて本題です。

http://www.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/070226094257.shtml

Honda Racing F1 Teamは、2007年シーズン参戦に向け、環境をテーマにした新しいカラーリングとマーケティング手法を発表した。
このコンセプトには、“チームと、それをサポートしてくださる人々が一体となり、環境問題の解決のために取り組んでいこう”という力強いメッセージが込められている。


ほー。そういうアプローチで来ましたか。
F1も、いよいよ「ビジネス」や「スポーツ」という視点から、いかに誰かの役に立つか?という視点(戦略)を持つようになってきたわけですね。
巨額なマーケティング費用(広告宣伝費かな?)をかけて、F1に参戦する意味を、どのチームも必死になって考えるわけですよね。

マーケティングに費用をかけるからには、当然ですが、「結果」と「成果」を求められるわけです。
ただ、その「結果」や「成果」については、なにをもって「成果」とするのかを、最初にきちんと定義しておかないと、プロモーションが終わった時に「で、一体効果ってあったわけ?」となっちゃうわけですよね。

これ、意外に当たり前のようで、できていない会社が多い気がします。

F1の話なのか、マーケティングの話なのかわからなくなってきましたが、
ホンダは、チームに関わる多くの人を「環境問題」という切り口で巻き込むことを戦略としたわけですが、これって、Web2.0に考え方は似てるのではないかと思います。

一昨日から「F1グランプリ特集」を読みあさっていますが、今シーズンはレギュレーションも大きく変わるし、体制が大きく変わるチームもあり、楽しみです。

F1を単純に「車が走るイベント」と考えないで、技術的なこと、政治的なこと、そして戦略的なことなどなど、いろんな視点からみると、楽しめますよね。

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美濃焼エバンジェリスト  at 12:08

■一つのものを創り上げる楽しさ  このエントリーを含むはてなブックマーク

昨日は、CLA主催のタイムマネジメントセミナーに参加。
今回は参加者という立場ではなく、CLAの一員という立場で参加させて頂きました。

CLAについては、今井さんとのご縁もあって以前から知っていて、とても興味のあるコミュニティです。
CLAの理念にも、もちろん深く共感していますが、特に、大学生や若手社会人が中心となってセミナーや様々な企画をドライブ&実践している点において、何かワクワクするものを感じています。

セミナー自体の内容や感想については、MacさんなどのBlogにも書かれていますが、僕は今日のBlogでは、このセミナーの運営的な部分で感想を書いてみたいと思います。

その前に、セミナーに参加してくださった皆様へ。
昨日は本当にありがとうございました。今回のセミナーは、参加して下さった皆様のオープンマインドによって、支えていただいたセミナーでした。
運営や進行上の不備及び、配慮に欠ける部分なども多くあり、ご迷惑もおかけしたと思いますが、コンテンツ自体の高い価値もあり、皆様のお役に立てるセミナーだったのではないかと思っています。

さて、それでは、運営の観点からの感想を。

一言で言うと、
「一つのものを仲間と共に創り上げるのは、とても楽しい」
ということです。

今回のセミナーでリーダーを務めた藤生さん。
今回のセミナーは、藤生さんがリーダーだったからこそのセミナーだったように思います。
途中から様子をみさせていただいたので偉そうなことは言えませんが、リーダー自身がすごく楽しんでいると感じました。
リーダーが楽しんでいないプロジェクトは絶対に成功しません。

辛いことも苦しいことも、いろいろあったことでしょう。
思い通りにならず、メンバーからもいろいろと言われて、心の整理に時間がかかったこともあるでしょう。

でも、「やってよかった」と思っていると、僕は信じています

一つのものを、仲間と一緒に創り上げ、そしてそれが形となってみえるというのは、何にも代え難い、貴重な経験だと思います。
僕自身も、一つのものを仲間と一緒に創り上げる事が大好きです

今回のセミナーを、準備の途中からとはいえ、近くで見させていただき、自分自身、とても勉強させて頂きました。

表現はチープですが、一生懸命取り組む姿勢や、楽しむことを忘れない事、チームという意識の大切さなどなど、刺激をたくさんもらいました。

そして、学生時代のインターンの経験を思い出し、何か熱いものを感じています。

CLAというコミュニティに関わらせていただくことになった事を、とても嬉しく思っています。
そして、CLAのメンターの皆さんとの出会いも、僕にとってかけがえのないものだと、昨日のセミナーを通じて感じました。

CLAのビジョンである「学びのスパイラル」を、僕自身も経験させて頂いた、とても貴重な1日でした。

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美濃焼エバンジェリスト  at 21:30

■初、松本。ノイズキャンセリングヘッドフォンとか、気遣いとか。  このエントリーを含むはてなブックマーク

昨日は、大学時代の友人の結婚式に参加するため、松本へ。

松本に数時間でも滞在するというのは生まれて初めてのはず、と思っていたら、小学生の頃、野球の遠征で行った気がしてきた。
松本まで行くには、電車で行く方法と高速バスで行く方法がある。

電車で行くと2時間30分で往復1万5千円程度。
高速バスで行くと、3時間15分で往復6千円。

交通手段、高速バス決定!(笑)
それにしても、高速バスってこの価格設定で利益が出るところがすごい。

京王バスではないですが、大型観光バスの事故が増えているので、ちょっと怖い。
やっぱり下請け業種というのは、どうしても弱い立場にならざるを得ないのだろう。
価値に基づく、適正な価格設定というのを、利用客も受け入れるようにならないといけないのではないだろうか。
「安ければなんでもいい」という安易な発想をする前に、利益の出所や、自分が求める価値について考えたいと思う。

話は戻って、高速バスに乗るのは、正真正銘、生まれて初めての経験なので(エアポートバスは除く)、意外にワクワクしたりする。

始発の京王バス。朝7:00発。
寝坊したので、タクシーで新宿まで行ったら、6000円弱。
この金額で松本まで往復できちゃうわけね。。。
なんだか馬鹿みたい。。。

松本行きは2台出ていて、僕は2号車。
1号車は満席なのに、2号車は5人しか乗客がいない。ラッキー!

電車と違い、バスは本を読むと酔うので、移動時間を有意義に使えないことが時間の無駄にも思えるが、たまには、何もしないでのんびりと移動を楽しむのもいいもの。

で、今回、巷で流行の、「ノイズキャンセリングヘッドフォン」を旅のお供にしたわけですが、これ、高速バスの移動の必需品!

いやーなロードノイズが見事になくなります。
ロードノイズがなくなると、集中できる時間が生まれます。
僕の場合は、集中した時間を睡眠にあてたわけですが、高速バスにはもってこいですね。

友人の結婚式は、これまた思うことが多々ありましたが、

「招待された人は、自分だけが楽しもうと思うのではなく、新郎新婦にいかに幸せな時間を過ごしてもらうかを考えよう。」

そして、自分の披露宴をふりかえってみると、「気遣いが足りなかったなぁ」と思うこともあった。

自分が主役だったとしても、相手の事をまずは考える。
「相手が全て」とは違う。
自分が主体的に、相手のことをまず考える。

仕事でもプライベートでも、大事なことだと思います。

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美濃焼エバンジェリスト  at 23:31

■リーダーミーティング参加  このエントリーを含むはてなブックマーク

CLAというコミュニティのリーダーミーティングに参加。

コミュニティの代表を務められている今井さんとは、僕の事業コンサルタントなどをしていただいている関係で、懇意にさせていただいています。

CLAの話を以前聞かせて頂いたとき、このコミュニティには是非関わらせていただきたいと心から思っていたので、今回、リーダーミーティングに参加させて頂いて、とても有意義な時間を過ごさせて頂き、感謝。

朝8:00からの日本橋のカフェでMtg。
朝早くからのMtgは、やっぱりいいですね。

Mtgは、CLAとしては4回目になるらしいセミナーの進捗状況確認と、その他のプロジェクトの進行状況確認が中心。

僕自身がどんな風に役に立てるのか、どんな価値を提供できるのかを、Mtg中、ずっと考えていました。
今はうまく言えませんが、メンバーの皆さんのお役に立てればいいなと思っています。

CLAは、若手リーダーを創造するという理念を掲げたコミュニティで、外学生や若手社会人に、様々な実践の場と学びの場を提供しています。
メンバーは、大学生や若手社会人だけでなく、そのメンバーたちをサポートするメンターもいらっしゃいます。

今日は、メンターのMacさんにもお会いさせて頂き、久々に刺激的な方とのご縁をいただきました。

また、CLAのクレドにとっても感動。

後日クレドについても、書いてみたいと思います。

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美濃焼エバンジェリスト  at 22:00

■備忘録ですが、注目中なことを  このエントリーを含むはてなブックマーク

シンガポールの次は、大阪のオフィス移転プロジェクトが立ち上がりました。

僕は引っ越し屋じゃないぞ! むかっ

でも、考えてみたら、これだけ移転のことについて詳しくなったのであれば、コンサルみたいな事もできるかもね。

移転の時って、段取りと社内調整が全てみたいなところがあるので、そういうノウハウを提供してみたり。
特に中小企業で、いろんな事を兼務しているようなスタッフが引っ越しを任されちゃった場合等々。

Businessとして成り立つか、真剣に考えてみよう。


で、備忘録ですが、最近注目中の技術。

「マッシュアップ」

今更?って言われそうな気もしますが、注目中です。

PHPを知らないので、これから勉強しないと。

まじめにPHP勉強しないと、おいて行かれるな。。。

技術とマーケの中立系にいる立場としては、習得しなければいけないPHP。

1週間ぐらい会社休んで、自分の世界に入り込むかな、なんて考えてみたり。
(そんなの無理か。。。)

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美濃焼エバンジェリスト  at 21:56

■オーバーチュアのセミナーに参加  このエントリーを含むはてなブックマーク

オーバーチュアのセミナーというか、フォーラムに参加。

SEMとかSEOを仕事にされている方はご存知かと思いますが、オーバーチュアの仕組みが、日本では来春から変更されるのでは?と言われており、その変更に伴う事前アナウンスが主な目的のフォーラム。
(だと、個人的に理解しました)

個人的には、顔の見えない殿様商売的なところがあるオーバーチュアの企業姿勢についてどうかと思うことも多々あり、一昔前のMicrosoftとそっくりだなぁ、なんて思うわけですが、こういうフォーラムに参加してみて、どんな社風で、どんな人たちが働いているのかがわかったのが良かったかなと。

顔は見えないといっても、それなりに価値を提供していただいているわけで、すべてを否定するわけではないですが、やっぱりいつまでも殿様商売していると、いずれ減退する時が来るというのは、IBMやMSをみても明らかです。
(実際にその場で働いたことがある立場としては、痛いほどわかります)


ということで、現ユーザで、オーバーチュアにそれなりの貢献をしているであろうユーザ(広告主)が招待され、フォーラムに参加したわけですが、オーバーチュアさんからのお願いもあり、詳細は書けません。
ごめんなさい。

ただ、フォーラム全体を通した感想(主観です)を。

・箱は立派ですが、中身が伴っていない部分が多々。
会場のホテルは立派だったし、昼食も用意していただいて、おまけにUSからゲストを招き、ルームレディオを使った同時通訳までしてくれた環境なのに、残念です。
見た目も大事ですが、こういうのは中身がもっと大事。

・初めてのフォーラムということで、代理店が仕切ったのだと思いますが、表面だけの「おもてなし」が見え見えです。
こういうフォーラムって、多くの方が参加するから社風とか、本気度とか見えないだろうと勘違いしがちですが、こういうフォーラムこそ、企業姿勢が一番見えますよ。
今流行の「いってらっしゃいませ」的な声かけもいいですが、それってどこまでいっても人真似でしかないよね。
(事実、ディズニーの真似だし。。)

・キーノートスピーチが、インパクトなさすぎ。
自分たちが、インターネット広告業界を背負って立とうと思っているのであれば、彼らなりのビジョンを、自信を持って堂々と語って欲しかった。

どの業界でも、ビジョンを語り、自分たちの考えを堂々と語る会社というのはカッコいいものだと思いますが、どうでしょうか?

ビル・ゲイツ、スティーブジョブス、スティーブバルマー、孫正義さんなど、情熱的で、自信たっぷりなスピーチって、その良し悪しは別として、心に響きます。


社内・社外を問わず、リーダーたるもの、スピーチがうまい人、プレゼンがうまい人にならなければならないのでは?


・シンクタンクなどが発表している将来のインターネット広告の伸び率をデータで示すだけの「将来性を語る」プレゼンはやめて欲しかった。
自分たちが提供できる価値と、自分たちを取り囲む業界全体の動向を同時にみたとき、「だから、将来はこうなる。こうなりたい」というプレゼンを期待していたのになぁ。。。

・オーバーチュア自身が、自分たちの持つテクノロジーやナレッジをベースに、いかに価値を提供し、いかに業界を変えていく力があるのかを、もっと聞きたかった。

結局のところ、モノを作り出さないノンテクノロジー企業(マッチングビジネスをビジネスモデルにしている会社)というのは、手っ取り早くビジネスを立ち上げることはできても、ビジョンや将来性を語るには、無理があるビジネスモデルなのでは?という思いを持ち始めたりしています。

表面的に同じ「広告事業」を展開しているGooleとオーバーチュアの違いは、モノを生み出しているか、仕組みを生み出しているか?の違いなんだろうなと

マーケティングという言葉がもてはやされていますが、やっぱり何かを生み出す・創り出すことの楽しさや厳しさを知らないマーケターは、生き残れないのだろうと思います。

なんかちょっと批判的で心苦しいですが、自戒をこめて

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美濃焼エバンジェリスト  at 21:59