2007.03.31 Saturday | Category : CLA
■本質的なシュウカツとは?
理念をベースにした活動は、これほどにもクオリティが高いイベントを開催できるんだなとあらためて実感した就活セミナー。
僕は、社会人7年目という立場ですが、自分が大学生に戻った気分で、このセミナーを楽しませてもらいました。
メンターとして、リーダーを、そしてチームをうまく支えることができたかと言われれば、100%OKではないけど、反省すべき点は反省して、良かったところは素直に喜びたい。
まず、良かった点。
1.セミナー自体のコンテンツのクオリティは、本当に優れている。
ワークを中心に「自分の頭で考える」という作業を繰り返すことで、自分自身が見えてきます。
講師の石黒さん曰く、
「今の学生は、自分の頭でとことん考え抜くことを知らない」だそうです。
そして、「行動する」という一番大切なことを忘れてしまっているのだと。
就職活動のセミナーというと、会社選びの方法や、面接の方法、履歴書の書き方など、どちらかというと、テクニカルな話が多いと思いますが、どうでしょうか?
そんな中、今回のセミナーは「本質」を重視した、本当にためになるセミナーだと自負できます。
こういう本質的な就職活動をすることで、きちんと社会と対峙することができ、「自分の価値観」というものを、自分が納得する形で理解することができると思います。
就職活動に限らず「自分の軸」がずれたときは、なにをしても、うまくいきません。
そして、その本質をベースにしたテクニカル(テクニック)なんかも、きちんと本音で講師に答えてもらえるというセミナー。
第二回目を5月に開催する予定ですが、今から続編が楽しみです。
2.参加者の意識が高い
CLAのスタッフはもちろんのこと、参加してくれた学生の意識がとても高い。
いや、「意識が高い」ということに、参加者自身がこのセミナーで気づいてくれたのだと思う。
・自分が何がしたくて、何に価値を置いているのかがわかりかけた。
・やりたくても一歩踏み出せずにいたけど、仲間と一緒なら何かできるかもしれない。
そんなことをこのセミナーから感じてくれたと思います。
勉強ができるとか、知識が豊富とか、そういう次元ではなくて、「問題意識を持って、かつ行動している」という優秀な学生が多いことに、僕もとても驚きました。
そういう意識の高い学生が、正攻法で本質的な「考え方」のベースを身につけて、そして就職という形で社会に出て行く。
そういうサイクルが続けば、きっと日本はよくなるはず。そのお手伝いを、これからもずっとしていきたい。
3.社会人協力者が熱い!
学生のための就活セミナーとはいえ、やはり「現場」の声は大事です。
CLAが大切に思っていることも「現場」です。
いままさに、社会人1年目として就職が決まった大学4年生や、社会人経験が7年〜10年目ぐらいの協力者。
そして独立して起業している協力者、などなど、それぞれが、それぞれの思いを学生対して素直に、熱く語っていました。
自分の経験を知って欲しい。自分のような失敗をして欲しくない。そんな思いを、熱く学生にぶつけていました。
正直、誰のためのセミナーなのか、半分わからなくなるぐらいです(笑)
4.リーダーの姿をみて、後輩が立候補してくれた!
今回のリーダーの姿を見て、後輩が、「次は私がリーダーをやってみたい」と立候補してくれました。
こんなにも嬉しいことはありません!
リーダー自身が楽しく、そしてアグレッシブに取り組んだことで、「リーダーの楽しさ」を示してくれたからだと思います。
M君、ありがとう!!そして立候補してくれたK君、Nさん、ありがとう!
セミナー終了後の懇親会風景。
そのほか、いろいろと良かった点はありますが、次に反省点を。
1.チームビルディングの難しさ
メンバーが学生だったり社会人だったりで、なかなか一緒に打ち合わせをする時間がとれなかったことが反省点の一つめ。
メールでのコミュニケーションも、慣れていない人にとってはとても難しい。
やっぱり、チームを組んだ後のチームビルディングやリーダーインテグレーションというのは、重要だと再確認。
2.情報伝達の確実性
必要な情報が必要な人にきちんと伝わっていない現状が発生。
大事に至らずすみましたが、これは誰の責任というわけではなく、チーム全体の責任として、きちんとした体制を整えないといけない。
3.集客活動
準備時間の不足により、集客活動がうまくいきませんでした。
学生を集客するということの難しさを僕自身はとても感じました。
僕の個人的な考えは、「価値あるものに対しては相応の対価をもって報いる」ということがベースです。
また、相応の対価をもって臨むからこそ、得るものもまた大きい。
しかし、「普通の学生」の金銭感覚というか、投資感覚というものを、あらためて実感させられました。これは、学生のみなさんに価値を提供する側にとっては、今後も悩ましい課題です。
良かった点も反省点もたくさんありますが、それにしてもこのCLAというコミュニティは最高です。
自分自身、今まで「仲間を巻き込む」ことが意外と苦手でしたが、このコミュニティにいると、そういう難しい事を抜きにして、素直に仲間に協力したいと思うし、力を借りたいと思えます。
次回就活セミナーもメンターとしてサポートしますので、みなさん、サポートお願いします。
最後に、CLAメンバの花見風景を。最高のメンバーたちです。