2007.05.30 Wednesday | Category : CLA
■チェンジリーダーになるために(第4回サムライ塾)
異端である勇気を持つこと。
歴史観と世界観を持つこと。
Value=Delta。
リーダーというのは未来の仕事をする人。
クライシスカーブを常に考える。
継続は力なりを疑え。
VisionENGINEとは、Vision→Passion→Actionのサイクルである。
これらの言葉は、サムライ塾の中でどんどん出てくる言葉。
これほどまでに、いろいろな事が納得できて、考えさせられる勉強会を僕は他に知らない。明け方まで興奮が冷めやらなかった。
これぞまさしくホンモノであり、リアリティ。
こんな話を学生や社会人1年目ので聞けるなんて、CLAのメンバーは本当に恵まれていると思う。はっきり言ってうらやましい。
4回目を迎えた、CLAでクローズドで開催している元バドワイザージャパン社長の近藤さんによる勉強会。
勉強会の内容が濃すぎて、何をどうやって書いて良いのかわからなくなるほどだ。
近藤さんのすごさというのは、そのリアリティにある。
僕は、リアリティがない人の話にはホンモノを感じない。
「そうは言うけど、で、あなたはそれを経験したことあるの?」
という話が、世の中にあふれすぎているように思えて仕方がない。
(自分もその中に含まれることが多いのが悔しいけど、、、)
勉強会後に、一緒に参加しているMacさんのいう「かっこよさ」もリアリティですよね、と話しをしていたのですが、近藤さんの場合は、全てがご自分の経験をベースにして、本質を明快な「図」にして示してくださる。
だからカッコイイ。カッコイイということは僕の中ではホンモノ。
で、その「図」に、自分がこうじゃないかと思っている事や、自分の中のキーワードや問題意識を、PhotoShopでレイヤーを重ねるように重ね合わせていくと、自分の思いなどが綺麗に整理され、今後目指すべき方向を示してくれる「航海図」に早変わりする。
大切なことは、常に自分の頭で考えて、行動すること。
これから必要な人材(今の日本に足りない人材)は、チェンジリーダーである。
リーダーに求められる資質としては、
・明確なリーダーシップと説明責任(Open)
・明確な戦略(情報+思考の自立)(Innovative)
・迅速な行動(Speed)
・成功・失敗の評価から学ぶ(Flexible)
・主体能動(Proactive)
以上の5つが非常に大切になる。
だからこそ、
「明治・西欧に学べ 再び 和魂・洋才」
(漢字力があること、和魂が必要)
↑
どれも不可欠。
マネージャとリーダーをよく混同しがちになるけれど、リーダーは異端児であり、革新力が必要であり、MakeDifferenceであること。
チェンジリーダーシップであり、イノベーターであり、クリエイターであること。
そんな人材に僕もなりたいと思う。
近藤さんに言って頂いた言葉で嬉しかったのは、
「水野さんの話が面白いのは、経歴だけみると左脳型の人間に見えるけど、右脳型でもあるよね。両方あるから面白い」という言葉。
前にキャリアアンカーを受けたときにはT字型人間という言葉で僕のことを表現してくれたのに似ている気がする。
それにしても、一体僕はどこに向かいたいのだろうか?
なんというかこう、あーもー、だからさ、なんというかね、、、
みたいな、
言葉ではうまく伝えられなくて、ジェスチャーだけが大きくなるみたいな感覚。
こんな状況になってくると、小手先のテクニカル系な事に目がいきがちだけど、そこをグッとこらえなきゃいけないなと思っている。