2011.11.24 Thursday | Category : 雑感
■される側になってわかること
相手の満足度を高めたいと思ったり、自分がやっていることが相手にどんな影響を与えているのかを考えるためには、「する側」から「される側」になってみると、よくわかるんだなと思う経験をさせてもらった。
・美味しい料理を作りたければ美味しいものを食べてみる
・ちゃんとした営業になりたければ、ちゃんとした営業を受けてみる
・例えば、良い車を作りたければ、たくさんの車に乗ってみる
というのは、ごくごく当たり前のことだと思います。
しかし、こと写真に関しては、そこまで考えが及びませんでした。
自分は今まで飛行機や風景しか撮ったことがなかったので、「人物を撮る」ということに関しては何も知らない状態で、人物撮影の場を経験させてもらったのですが、人物撮影について勉強したこともないので、知識ゼロ、経験ゼロ状態でしたが、機材のテストを兼ねて自分が撮られる人になってみた。
人物撮影って、撮る側も大変だけど、撮られる側も大変だな。
というのが率直な感想です。
「モデル」という職業に対して、イメージが変わった瞬間でもありました。
綺麗で、笑顔が素敵で、スタイル抜群というのが、モデルとしての必要条件(他にもあると思いますが)であって、充分条件ではないんですよね・・・。
例えば
立ち位置の決め方。
体の向け方。
意思疎通のやり方。
などなど、自分が撮られる側になってみるとよくわかることがたくさんあります。
でも、自分が「写真を撮る人」である以上、上記のことがわからないということは、すなわち「撮る人として基本的な事がわかっていない」ということ。
自分が逆の立場になった時、自分が持っている知識や経験がどれだけのものかという判断ができるということを知る、良い経験になりました。
今後の楽しみ(=課題/目標)も増えた、良い時間を過ごすことができました。
このブログでも、人物関係の写真が登場する日が近いかもしれません。